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第二十二番札所補陀落山 総持寺souzi temple

総持寺の歴史

平安時代、中納言の藤原山陰卿の父である高房卿が大宰府に赴任する途中、淀川を船で下っていると、両氏が1匹の大亀を捕らえていました。高房卿は観音様の縁日なので亀を譲って欲しいと、自分の着物と交換し、亀を逃がしてやりました。
その夜、河口で夜を明かしていた時、継母の企みで最愛の子である山陰を河に落とされました。嘆き悲しんだ高房卿は観音様に亡骸でもいいから息子に会わせて欲しいと祈りました。すると前日助けた亀が背に山陰を乗せて現れたそうです。
観音様に感謝した高房卿は観音像を作ろうと遣唐使に唐で香木の購入を頼みました。遣唐使は唐で香木を買い求めましたが持ち出しを禁じられ銘を書いて海に流しました。
時が経ち、高房卿は亡くなり、山陰卿が大宰府に赴任したある日、浜辺で唐の海から流れ着いた銘の入った香木を発見します。驚きと歓喜に包まれた山陰卿は父の意志を受け継ぎ長谷寺に籠り仏師を相応しい仏師を見つける祈願をします。すると、観音様のお告げで童子の姿をした仏師に巡り会いました。
仏師を山陰卿の屋敷に招き、観音像を彫るようにお願いすると、仏さまを彫る千日の間、誰も中に入らず、食事を山陰卿が自ら作ることを条件に引き受けました。
千日目の早朝、「長谷寺の観音様はどちらに」と声が聞こえたそうです。すると、「今帰るところよ」と声がし童子が空に飛び去りました。童子の去った後には亀に乗った千手観音像が残っていたそうです。
山陰卿の三回忌には総持寺の伽藍が完成し、今日に至るそうです。

千日の間、童子に食事を用意した山陰卿は千日料理として有名で、山陰流包丁道として引き継がれ、今でも毎年4月18日に包丁と箸だけを使い、手も触れずに鯉を捌く「包丁式」という儀式を見ることができます。

総持寺の見どころ

大阪の茨木市の住宅街の中にある寺院です。

ご本尊は亀に乗った千手観世音菩薩像で大変珍しい姿をしています。子育てや厄除けにご利益があるそうです。

境内の池には沢山の亀がいます。

本堂の裏には使えなくなった包丁を奉納する包丁塚があります。料理の腕が上がるよう板前など料理人がよく祈願にくるそうです。

総持寺の写真





















2018.9.26 参拝






御朱印:大悲殿

総持寺のデータ

宗派:高野山真言宗
御本尊:千手観世音菩薩
ご詠歌:おしなべて 老いも若きも 総持寺の 佛の誓い 頼まぬはなし
所在地:〒567-0801 大阪府茨木市総持寺1-6-1

拝観時間:開門時間 6:00~17:00
     納経時間 8:00~17:00
入山料:無料
駐車場:あり
公式ホームページ:http://sojiji.or.jp/
(2025年12月現在の情報)
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