一乗寺の歴史
インドの僧、法道仙人が創建。
法道仙人は紫雲に乗り飛来したとされる伝説的人物だそうで、神通力で鉢を飛ばし供物を得ていたため「空鉢仙人」と呼ばれていました。評判を聞いた孝徳天皇の勅願で法道仙人に建てさせたのが一乗寺だそうです。
鎌倉時代には山内に真言律宗も併設されていましたが、現在は天台宗の寺院になります。
何度か火災に遭いましたが、平安時代に建築された三重塔など古くからの建築物が保存されています。
一乗寺の見どころ
兵庫県の加西市の山奥にある寺院です。
駐車場から境内までは長い階段が続き、国宝に指定されている三重塔があり、その上に懸崖造りの本堂があります。
本堂から国宝の三重塔を見下ろす景色は絶景です。
日本最古の最澄像があり、国宝に指定されています。
国指定重要文化財は、本堂や護法堂など5つの建築物と、6つの仏像があります。
一乗寺の写真
一乗寺のデータ
宗派:天台宗
御本尊:聖観世音菩薩
ご詠歌:春は花 夏は橘 秋は菊 いつも妙なる 法の華山
所在地:〒675-2222 兵庫県加西市坂本本町821-17
拝観時間:8:00~17:00
入山料:大人500円
駐車場:あり
公式ホームページ:なし
(2025年12月現在の情報)
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