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第十八番札所紫雲山 頂法寺(六角堂)rokkakudou

六角堂の歴史

用明天皇2年(587年)、淡路島に漂着した如意輪観世音菩薩像を念持仏としていた聖徳太子が、四天王寺建立の木材を求めて京都に訪れました。
身を清めようと念持仏を側の木に掛けたところ動かなくなり、念持仏は「この地にとどまって人々を救いたい」と告げました。聖徳太子は菩薩像の言葉を聞き入れ、六角形の御堂を建て安置したのが六角堂の始まりと言われています。

正式な寺号は紫雲山・頂法寺ですが御堂の形から「六角堂」と親しまれ、門前の東西に走る道路も六角通りと言います。

建仁元年(1201年)、比叡山で修行をしていた親鸞は、聖徳太子を深く尊敬していたので、六角堂に百日参籠し95日目に如意輪観世音菩薩像のお告げを聞き浄土真宗を開く切っ掛けを得たそうです。

室町時代に入ると京都市内で起こった飢饉で炊き出しをしたり、下京都の集会所や公民館の機能を果たしていたので京都の中心と認識されるようになりました。祇園祭の山鉾巡行の順番を決めるくじ取り式が行われるようになり、江戸時代末まで六角堂で行われていました。
六角堂の北側に聖徳太子が身を清めたといわれる池の跡があり、そのほとりに小野妹子を始祖とする住坊があり「池坊」と呼ばれるようになりました。歴代の六角堂の住職を務める池坊は仏前に花を供えるのに様々な工夫を加えていき室町時代には「いけばな」が成立したそうです。六角堂は「いけばな」の発症の地と言われています。

六角堂の見どころ

京都市内の中心にある六角堂はビルに囲まれた寺院です。

聖徳太子が身を清めたと言われる池は境内の整備により蘇り鯉や白鳥がいます。

山門をくぐると右前方に中央に穴が開いた六角形の石があり、京都の中心とされていたことから「へそ石」と呼ばれています。

境内には京都御所を守るために北を向く「北向地蔵」、小さな子供を守る「わらべ地蔵」、沢山の地蔵が安置された「地蔵山」、一つだけ願いを叶える「一言願い地蔵」、掌に包み込んで祈る「合唱地蔵」など多くのお地蔵様が安置されています。

平安時代に妃を探していた嵯峨天皇の夢に如意輪観世音菩薩が現れ「柳の下を見てみなさい」と告げられて行ってみると、柳の下に美しい女性がいて妃に迎えたことから「縁結びの柳」と呼ばれる柳があります。柳の枝2本を合わせて、おみくじを結ぶと願いが叶うそうです。

敷地内に建つ「いけばな研修教室」などが入る10階建てのビル「WEST18」の展望エレベーターからは特徴的な六角堂を屋根上を眺めることができます。

六角堂の写真












2018.9.22 参拝






御朱印:六角堂

六角堂のデータ

宗派:天台宗 単立
御本尊:如意輪観世音菩薩
ご詠歌:わが思う 心のうちは 六の角 ただ円かれと 祈るなりけり
所在地:〒604-8134 京都府京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町

拝観時間:6:00~17:00(納経時間:8:30~17:00)
入山料:無料
駐車場:なし
公式ホームページ:https://www.ikenobo.jp/rokkakudo/
(2025年12月現在の情報)
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