松尾寺の歴史
唐からやってきた威光上人が青葉山をみて唐にある霊山「馬耳山」似ていると思い登りました。すると大樹の下で馬頭観音を感得しました。
和銅元年(708年)草庵を建て、馬頭観音像を安置したことが松尾寺の始まりと言われています。
元永2年(1119年)鳥羽天皇が行幸し寺領4千石を賜りました。その後、寺坊は65坊まで繫栄しましたが、度重なる火災にあい、細川幽齋や京極氏によって復興されました。
松尾寺の見どころ
京都の舞鶴と福井県高浜町の境にある「若狭富士」と称される青葉山の山腹にある寺院です。
御本尊は西国三十三所で唯一の馬頭観世音菩薩になります。農耕の守り仏として、牛馬畜産、車馬交通のご利益があると言われています。近年では競馬に関わる業種の人にも広く参拝されています。
境内には鳥羽天皇が植えたといわれる「お手植えの銀案」の木があります。
松尾寺の写真
松尾寺のデータ
宗派:真言宗 醍醐派
御本尊:馬頭観世音菩薩
ご詠歌:そのかみは 幾世経ぬらん 便りをば 千歳もここに 松の尾の寺
所在地:〒625-0010 京都府舞鶴市字松尾532
拝観時間:8:00~17:00
入山料:無料(宝物殿800円)
駐車場:あり
公式ホームページ:
http://www.matsunoodera.com/
(2025年12月現在の情報)
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