徳川家霊台の歴史
江戸時代までは高野山は高野三方といわれる学侶方、行人方、聖方の3派から成り立っていました。
徳川家霊台は3代将軍家光により初代将軍・徳川家康、2代将軍・徳川秀忠を祀る霊屋を聖方の大徳院に造らせました。
徳川家霊台は10年の歳月をかけて完成され、寛永20年(1643年)に落慶法要が行われました。
しかし、慶長6年(1601年)に徳川家康によって送られた朱印状により、高野山の寺領管理は学侶方と行人方に任されていて聖方の勢力は衰えていきました。
明治になり学侶方の青厳寺と行人方の興山寺が合併し、金剛峯寺となり、聖方の大徳院は廃寺になりました。
現在、徳川家霊台は金剛峯寺に属しています。
徳川家霊台の見どころ
徳川家霊台には2棟が建ち、向かって右側が家康の霊屋である「東照宮」、左が秀忠の霊屋である「台徳院」になります。
2棟はほぼ同じ造りですが、家康が寅年生まれのため虎の彫刻が、秀忠は卯年生まれのため兎の彫刻が施されています。
東照宮の虎の彫刻の両脇には仁政を行うと現れる霊獣と言われる麒麟が彫刻され、台徳院の兎の彫刻の両脇には虎の彫刻されています。これは秀忠が家康に見守られた正当な後継者であることを意味しているそうです。
建物全体が規模こそ小さいですが日光東照宮に劣らない造形美で「西の東照宮」と呼ばれています。
徳川家霊台の写真
徳川家霊台のデータ
御本尊:徳川家康、徳川秀忠
所在地:〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山682
拝観時間:9:00~16:30
入山料:大人200円 小学生以下無料
駐車場:高野町役場駐車場から約徒歩6分
公式ホームページ:
https://www.koyasan.or.jp/
(2025年12月現在の情報)
高野山TOPへ
パワースポットへ